0511 / 0510 / 0506 / 0505 / 0504 / 0503 / 0502 / 0501 0412 / 0411 / 0410 / 0409 / 0408 / 0407 / 0406 / 0405 / 0404 / 0403 / 0402 / 0401 0312 / 0311 / 0310 / 0309 / 0308 / 0307 / 0306 / 0305 / 0304 / 0303 / 0302 / 0301 0212 / 0211 / 0210 |
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2005年12月〜 |
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10 | ||
![]() 柳沢究 |
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9月も終わり、これを書いているのは実はすでに10月なんだけど、いちおう手帳をもとに9月後半何をやっていたかたというのを、まとめておきたい。 基本的にはマドゥライの黄表紙にほとんどの時間を費やした(いまだ仕上がってないんだが)。大学院の作品展の段取りや、つい昨日(10/2,3)淡路でやった「アジア青年・建築交流会議」の準備もいろいろあって、それ以外のこと。 19日:西宮在住の友人が東京に引っ越すというので、六甲にあるレストランで飲み。ワインと鴨がうまかった。AQUOSの広告を、結構みてる人がいた。 22日:大学院の会議と入試の準備。神楽岡にも何度か来たことのあるIAMASの福田さんから、こんなイベントのお誘いをもらったが日程あわず残念。 24日:芸工大の主催する「ケータイフォトコンテスト」の審査(詳しくはこちら)。携帯で写真をとる習慣はまったくないのだが、1000点を超える応募作品を見てると、高校生がどれだけ日常的に活用してるか目にうかぶよう。たぶん携帯写真はほとんど保存されない泡沫のものだろうから、毎年これを開催して記録するだけでも、10年20年後には結構な資料になるのでは。 雑誌「住宅建築」の編集者・波多野さんと芸工大でお会いして、京都の話とかいろいろ。前から感じてはいたが、東京には関西の建築事情(特にゲリラ的活動)の情報はほとんど届いていないみたい。ちなみに波多野さんは花田研出身。花田研は建築ジャーナリズムに毎年刺客を送り出しているようだ。 徹夜気味でふらふらしながら、晩はこの企画へ。大入り盛況。ひさびさの熱いケンチクの話題で、なんだか学生に戻ったような新鮮な気分。 25日:大学院の入試・試験監督。終了後、元町の竹中大工道具館へ行き、久住ブラザーズと森田氏の「左官とその道具展」会場設営工事を見学。サーフィンが左官に応用されるとは知らなかった。小木曽さんと畑中さんも来ていた。この展覧会には日暮さんのジェンネの泥のモスク塗り替えの写真も展示されるそう。お近くの人は一度是非。その後、帰京し水谷さんと明日スライド会について打合せ。 26日:神楽岡スライド会「お宝観庭」。予想を超える人数が集まり大盛況。初めて顔を出してくれた方も多かった。最近は庭の関心が高いのか? あとは水谷さんにREPORTのコンテンツとしてまとめてもらいたい。マリ、レイのキノコ屋コンビも行商に訪れ、いつもとちょっと違った雰囲気の盛り上がり。テキーラ飲んで大いにいい気分。 29日:広報委員会。作品展やら国際会議の準備大詰め。黄表紙第0稿を無理矢理仕上げ、布野先生に送る。 30日:10月のスライド会(日暮さんによるマリ)の会場として借りる、京都建築専門学校よしやまち校舎を視察。晩は上の森田氏の書いているとおり、ダウンして翌日起きたら風邪をひいていた。 |
■ 9月13日(月) | ||
7 | ||
![]() 柳沢究 |
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台風が毎週のようにやってきた8月以降、家の中へのイタチ侵入頻度がぐぐっと上がった気がする。これまでも土間でたまに目があったりしたが、先日は部屋に2匹も上がってきた。キキッとなんだか声がするので隣の部屋を空けると、小さな猫ほどのイタチ2匹が、おいてあった洗濯物にまみれて格闘していた。この野郎と追っかけたら、2匹からみもつれながら一体になって逃げていき、そのまま床下の板の隙間に突入していった。その後には強烈な臭いを発する茶色い粘っこい茶色の液体が点々と。「イタチの最後っ屁」とはこれか。また別の晩には天井裏を歩いていた。ネズミにしては重く、猫ほど忍んでいない足音。下から突っついてやったらダダダッと逃げていった。しかしどこへ?(下に降りてきてたりして)。 こんなことがあって実感したのだが、日本の家には天井裏とか床下といった、家の中なのに家の外という中間領域がある。隙間が多いとはいえ、家そのものは外からちゃんと仕切られたシェルターで、中にいればもちろん落ち着く(at home)。だけどその中間領域には、外の世界から得体の知れない輩がわりと自由に出入りしてたりして、けっこう不気味だったりする。バリ島の住居は日本と同じく床下・室内・天井裏(屋根裏)という3層構造になっていて、それぞれが悪霊・人間・神の居場所に対応していて(うろ覚えだが、たしかそうだった)、なるほどなと思う。 こういう風に住居に奥行きが生まれるだね、ってキレイにまとめるわけではないが、自然界の中に家を作って住む、というのは本来そういうことなんだろう。まったく動物の侵入しない現在の家(というか都市)の方が、特殊なのだと言えるかもしれない。だから寝ている時に鼻をかじったりしなければ、天井裏でも土間でも好きに歩いてくれ、そんで時にはネズミもとってくれ。 |
■ 9月11日(土) | ||
8 | ||
![]() 柳沢究 |
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この一週間はマドゥライの黄表紙に集中。ようやくと形になってきた。時間かかりすぎ。 午後に花田研の成川さんが自宅に来訪。セルフビルドに関する卒論のインタビューを受ける。花田研では「沢マン」の住み込み調査(?)をやっている学生もいたりして、とても楽しそうな雰囲気(しかしセルフビルドのマンションって‥)。 町家に限らず、セルフビルドで自分の住まいを何とかしようとする人が増えているのは、たぶんに流行的な観もあるけど、いいことなんだろう。皆が皆というわけにはいかないし、マンションなんて普通無理だが、せめてインテリアだけでも自作するのは、趣味とか達成感以上に得るものが多いんじゃないか。まず建築業界の仕組みが見えて来るであろうし、「メンテナンス・フリー」なんて言葉は信用できなくなるはずだ。コストを体感すれば今のマンションや建て売り住宅に、いかに無駄なものがくっついているかがわかる(それを喜ぶ人がいるからあるのだが)。その一方で、やはりプロの仕事の大切さや既製品のありがたさというのも身にしみる。施主として一人前になるには「家は3軒建てなきゃわからない」なんて言葉があったように思うが、そんなのはっきりいって無理なこの時代、一軒の半分でも自分で建ててみれば、その後の「住力」が大いにレベルアップすること間違いない。 |
■ 9月7日(火) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() 水谷馨 |
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■ 9月1日(水) | ||
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![]() 柳沢究 |
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大学の授業の一環として行う「アジア青年・建築交流会議」の打合せのため、淡路夢舞台国際会議場へ。会場となる部屋や機材、ホテルの確認などなど。先日の台風で、夢舞台前の港は壊滅状態になったらしい。春の遠足で泊まった「久住章のゲストハウス」は屋根が一部飛んでいた。建設してから10年以上たつが初めてのことらしい。今年の台風はやっぱすごかったのだ。 |