神楽岡工作公司
JOURNAL
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2005年12月〜



 ■ 6月28日(土)
柳沢
柳沢究
鷹峯の山本さんからオフィス改装の設計を頼めないかとの電話あり、河原町界隈にあるとあるオフィスビルに視察に行く。仕事としては受けられそうにないが、京都にこんなとこまだあったのか!!!という衝撃的なビルでした。町家、とかいう意味じゃないですよ。築50年くらいのRC造で、錆び付いて1mmも動かない鉄サッシュが、往年のモダニズム建築のよい雰囲気を残している、とにかくボロボロのやつ。ちなみに下の階には大人のおもちゃ屋がある。でも場所だけは京都の超がつく一等地だ。
俺が住みてぇ、なによりも、そう思った。

晩には東京から久々に帰ってきてたキヨちゃんを、精華大の友人、CDLのメンバー数人で迎え撃つ。鴨川越しに東山が見える店で、山の端がようよう白くなるまで。この季節、夜明けが早いですな。


 ■ 6月27日(金)
柳沢
柳沢究
芸工大で7/18、安藤忠雄氏の特別講演会を行われる。安藤さんの活動にわりと近い大学であるけど、呼ぶのは初めてらしい。詳細はこちら。そのポスター作製について院生と花田先生とちょっと打合せ。もっぱら作業は院生にまかせっきりだが、面白いのができそう。
夕方にはアジア都市建築研究会に参加。インド、マイソールの都市と王宮について、人文研の池亀さん。マイソールはイギリスの間接統治のもと独特の発展をし、イスラムとも歴史的に比較的友好につきあってきた都市らしい。サンスクリット化もそれほど強烈ではなく、インドにはいろいろな都市があるものと、あらためて。ヴァナキュラーな中庭住居の集合とそれを取り囲む、完全なる書き割りからなる王宮は、建築として相当面白いものと思う。


 ■ 6月26日(木)
森田
森田一弥
 昨日はラトナカフェにて「モダンリビング」誌の取材。八月に出る号の京都特集の記事になるらしい。「神楽岡」についても、事務所のような「組織」ではなく、「人のネットワーク」、もしくは「ゆるやかな組織」のようなものと説明した。
 最近、会う人ごとに痩せた痩せたといわれるので、ちょっと心配している。確かに体重も二キロほど減っている。疲れのためか、もしくは力仕事が少なくなって筋肉が落ちたのか、食事を取ったり取らなかったりするのが影響しているのか。
 昼から門真の現場で、電気屋さんとエアコンの位置など打ち合わせの後、屋根に上って天窓を取り付けた。この天窓もお寺の書院に使われていたものを数年前にもらって保管しておいたもの。一気に二階が明るくなる。
 久住誠と飯を食いながらの話で、カウンターは赤と白のモルタルの研ぎ出しに決定した。色々デザインも話し合ったが、自分は赤の水玉模様がイチオシの案。夜は戸田さんと打ち合わせ、椅子と机のデザインも固まる。


柳沢
柳沢究
大学院の説明会のあと、シュワーベ先生の公開ワークショップ。ドームとテンセグリティについて、バックミンスター・フラーとケネス・スネルソンの作品、業績を紹介。フラーの陰でかすみがちだが、スネルソンはすごい。
夜にはマンション改修計画のおおまかな見積もり作成作業。


 ■ 6月23日(月)
柳沢
柳沢究
21日土曜の朝から神楽岡にてマンション計画のスタディ模型作成。プランの案を6案ほど考えた。一押しは、平面の中央に茶室をアイランド状に配して、他の空間をゆるやかに区切る、というものだ。ちなみに、施主のKさんから与えたれたキーワードは「退廃」と「エロス」だ(どんなのになんねん)。
夕方から六甲にて仲丸さんや徳島さん、といったイタリア関係の友達と食事。ワイン飲みまくる。京都で彫金をやっている方など、新たな出会いあり。しかし終電で帰京。気をとりなおして、別府氏とともに模型製作を再開。終了は22日の午前。

22日の15時から、Kさんとマンション改修打合せ。おおむね順調に終了。その後イメージを共有するため、Kさんと一緒にいくつかのお店や喫茶店をめぐる。いやほんとうに、いろいろな店や建築をよく知ってはる。話題の中で、好きな建築家はいますか?となにげに聞いたら、「武田五一」とかえってきて、ひっくり返りそうになった。渋すぎ(と思ったらこんなのがあった。結構いるのかな、マニア)。


 ■ 6月22日(日)
井上
井上大藏
八木甚兵衛について・・・別府さんがジャーナルで書いていた八木甚兵衛は、住友関連で多くの仕事をしている。京都・有芳園内の書院も彼の手になる作品だそうだ。彼は、どうやら大阪の職人さんらしい。住吉でも仕事もしているんだろうな。愛媛・新居浜の広瀬邸の建設にも、一枚噛んでいる事は確実との事。
ふむ・・・経済基盤があって、且つ活力のある所に人が集まってゆく。そのような所で大工職の仕事をすると、どうなのだろう?その地に権威を植え付ける事にはなるが、建築的な面から地方の技術向上や思想にどうのように影響するのだろう?メンテや改修の折りに気軽に呼べる距離ではない。木の癖も違う。何か面白いものがありそうだ。僕の分野かも・・・

今年は時期を見計らって、愛媛の内子に行こうと思っているので、ついでに新居浜にも寄る事にしよう。ちなみに夏は北海道へ行く・・・と決めた。


 ■ 6月19日(木)
森田
森田一弥
 門真の階段、ブリッジの加工をお願いしているコンブ金物店へ、門藤氏と行く。材料のエキスパンドメタルが届いていて、細部の最終打ち合わせ。これに赤い塗装をしたものが門真の吹き抜けを横切ることになる。その後、近所にある井川建具店で京間の古建具を選ぶ。
 昼から京大会館で「伝統技術の進行形」と題したミニシンポジウム。日本の古い建築物の構造のユニークな研究で知られる構造家の西澤英和氏が出ておられるということで、最前列に陣取る。西沢さんには、「花の美術館」プロジェクトでも、色々相談に乗っていただいている。
 神楽岡で、資料用の写真をプリントアウトしていて、インクを取り替えるのにゴチャゴチャしていたらプリンターが壊れてしまった。プリンターのない設計事務所なんて、チリ箒のない左官屋と同じくらい、役立たずだ。かなりブルーになる。


 ■ 6月18日(水)
別府
別府洋平
夏休み恒例のゼミ旅行が栃木に決定。どうして栃木?と思われるかもしれないが、恒例となってある程度日本各地行き尽くしたからだ。関東方面のOBの方々にごちそうしてもらえるという期待もあるし。去年なんかは、佐渡島に行った。まだ修学旅行みたいなことしてんのって言われても、けっこう楽しい。これから先こんな大勢での旅行ないだろうな。前にjournalでとりあげていた大谷石の採掘場跡へ行ってみたい。他には広重美術館、石の美術館、イタリア大使館別荘などへ行く予定。

柳沢
柳沢究
大学院の特別講義で、ドイツの造形作家、ペア・クラーセン氏が来訪。幾何学的立体をモチーフにした独特の木製玩具(ネフ社)のデザインを手がけており、一部にコアーなマニアがいるみたいだ(僕はぜんぜん知らなかったのだけど)。彼の玩具はほんとうにほんとうに単純な形態のちょっとだけ複雑な組み合わせでできていて、そこに無限にちかいヴァリエーションが内包されている。コーラムについて考えていても思うんだけど、シンプルとか単純ということの価値というのは、それ自体が研ぎ澄まされて、純度が高いというだけでなく、ある瞬間でそこを突き抜けて、無限の多様性の地平を切り開く可能性にある、のだと思う。昨今の表層的な「ミニマリズム」は、そこらへんの奥行きがないから退屈なんだよな。

帰りがけにクラーセン氏から「君、考えすぎてはいけない。考えるのは問題が起こった時だけでいい。まず感じるんだ。今の人々は考えすぎて感じることができなくなっている。ロッククライミングをするとき、考えてはいけないんだ。考えると体が動かなくなる。それと同じだ。Don't think, Feeeeel !!.」とブルース・リーのようなことを言われた。僕はそんなに悩んでる顔してたんだろうか?


 ■ 6月17日(火)
別府
別府洋平
本屋で立ち読みしていたら、ト或る本に「テーブル理論」という項目が載っていた。テーブル理論とは、仕事の机に書類の山があったとすると、机を広げてやったら書類の山はなくなるかというとそうではなく、空いたスペースは何らかの書類によって埋め尽くされるというもの。一方、狭くしてやると密度が増すかというとそうでもなく、同じ密度で落ち着くという。先日、机の上に本が積み重なっていたので、整理しようとコーナンへ行って木材を買い本棚を作った。(H270×W900×L290で文庫本用、材料費300円)最初はすっきりしたが、3日もすると元のような状態。まさにテーブル理論を実証することとなってしまった。ただの怠慢ともいえるが。


 ■ 6月16日(月)
柳沢
柳沢究
件のマンションのリフォーム、バルコニーにかなりの広さがある。リビングの延長としての利用は基本要件だが、ここを「庭」としてつくってみたい。水谷、樋貝氏とじっくり相談していこう。

最近、カバンの中に持ち歩いている本、神秘系三冊。「神智学(R.シュタイナー)」「幻想博物誌(渋沢龍彦)」それに「マルコ・ポーロの見えない都市(I.カルヴィーノ)」。いずれも古典の域に達する古い本だけど、特に「見えない都市」は面白い(絶版だけど古本屋にたまにあります)。ヴァーラーナシーの修論を書いたとき、ある先生に「宗教なしにできる都市はない」てな批評をされて、何言ってやがんでぇと思ったが、全てではないにせよ、魅力的な都市は隠れた物語や秩序をひそかに確実にはらんでいるという意味で、そうなのかもしれない、と今は思う。


 ■ 6月13日(金)
別府
別府洋平
滋賀県大津市石山の活機園へ見学に行く。
正門向かってすぐ左に、名神と新幹線が通っていたのには驚いた。近すぎる。
洋館の中に入ってもトラックの音が聞こえた。
矢ヶ崎善太郎先生も来られていたが、和館の大工棟梁八木甚兵衛について調べていらっしゃるとのこと。
今度、別子銅山や新居浜へ行くことがあれば、ぜひ一緒にとお願いする。


 ■ 6月12日(木)
森田
森田一弥
 門真の現場は、木工事は大方めどがついて、後は左官工事でがんがん中塗り、仕上げと行きたいところなのだが、久住左官も他の現場が忙しくてなかなか進まない。逆に、時間があったら彼の現場に来て壁を塗ってくれと頼まれている状態だ。他にも京都建築専門学校の佐野さんが修復している町家の虫籠窓の仕上げを頼まれているのだが、そんな時間がとれるのか、心配。
 ここ数日は、こまごまとした材料を注文したりで京都にいる方が多い。今月中には木部の塗装は神楽岡の面々の手を借りて終わらせてしまいたいのだが。幸い施主さんが工期をそれほど気にしておられないので、多少時間をかけてでもじっくり仕上げたいと思っている。
 夕食は、偶然京都にいた久住章氏と画家の藤井勘介氏、久住誠とカレーを食す。


 ■ 6月11日(水)
柳沢
柳沢究
大学院の授業「芸術工学基礎論」にて、テンセグリティーを用いた直径3.4mの多面体(球体?)のオブジェを作成するワークショップ。院生十数人で、しょうみ1時間程であっというまに組み上がる。通りがかった学部生や先生方も、ゆすってみたり中に入って記念撮影などして、興味津々。カスパー・シュワーベ先生の幾何学ワークショップは、毎週いつも、ほんとうに刺激的。その後は院生と今度の特別講義のポスターの打合せ。

    

晩12時頃に京都に帰ってから、別府氏とマンションの件で打合せ。妙に盛り上がって3時超。



 ■ 6月8日(日)
柳沢
柳沢究
昨日は結局3時近くまで飲んで、浅野さん宅に泊めていただく。さすがに疲れた。
9時起床。おいしい朝食を頂き、浅野さんのマンガやコーラム、ほつま文字の話など、今後の展開を含め、朝っぱらからディープな話。
新横浜より11時半発の新幹線で京都へ。コーラムオブジェ試作品は預けて、かわりにインドのコーラム研究の論文 "The Language of Symbols : A Project on South Indian Ritual Decorations of a semi-permanent Nature", Gita Narayanan (Ed.) というものを借りてきた。コーラムの本格的な研究書は初めて見た。車中ではマンションのリフォームについて予習。

15時から京都にて、先日メールで相談のあったマンションのリフォームの件について、依頼者のKさんと現場視察、および初めての打合せを行う。ものは築年は古いがうまく味の出かかっている物件。面積的にちょっと厳しいかもしれないが、Kさんのイメージは明快だから何とかなるに違いない。


 ■ 6月7日(土)
柳沢
柳沢究
京都を8時半くらいに発ち、山本さんと共に灘にある兵庫県立美術館へ。目的は8日までの「秋野不矩展」。安藤忠雄展なんてのも横でやってたが、とりあえずパスだ。昼過ぎには東京に行かねばならないのに無理に今日行ったのは、秋野さんの描いた「コーラムを描く女性(絵の題は『朝の祈り』)」をなんとしても見ておこうと思ったからだ。京都におり、高齢でなくなられる寸前までインドを描きつづけた人、程度のことしか秋野さんのことは知らなかったが、とてもよかった。秋野氏の絵は、構図・色彩ともきわめて構成的で、なにより色の扱い方が尋常でない(日本画の岩絵具ってほんとうに色が鮮やか)。こういう眼でインドを観ることができるなんて…恍然。天竜の藤森照信のやったやつも行きたいなあ。

芦屋で昼食をとったあと、新大阪から東京へ。車中はコーラム解析アルゴリズムについて骨格を考える。最近ようやくPerlとCGIを覚えているのだ。

17時半東京着。南青山のインド・バー "エークルピー ek Rupee"(いい店だ)にて「ジュガルバンディ 〜吉祥紋様コーラムとインド口琴ライヴ」に参席。口琴もコーラムVJも何もかも刺激的であった。思わずバシコルトスタン共和国の口琴を買う。けれども、いろいろな人に出会えたのが何よりだ。
毎週のようにメールをしてるが、会うのは実は3年前のインド以来2度目の浅野哲哉さんをはじめ、これまたメールではやりとりしてるが初対面の矢萩多聞くん(今日は口琴演奏、本業は絵)、VJ "rONE"こと中島龍一さん(博士学生だ)、口琴奏者の直川礼緒氏(超絶技巧!日本口琴協会会長)、長田くん。「ほつま伝え」を研究?している小島さんも変わった人だ。そして以前BBSにちょっと紹介したが、日印共作長編アニメ「ラーマーヤナ」の総監督・酒向雄豪氏は実に楽しい方だった(布野先生に雰囲気がそっくり)。「千と千尋」がこの間オスカーをとって大騒ぎだった(それはまったく素晴らしい)けれど、実は「ラーマーヤナ」は去年のアカデミー賞長編アニメ部門ノミネート作品である。まったく報道されなかったけど。現在はクリシュナを主役にした映画を3年かけて作っているという。もう70を超えているのに。心底すごいと思う。今度家に遊びに(飲みに)行くことを約束する。


 ■ 6月6日(金)
柳沢
柳沢究
仕事が終わってから京都に帰り、土曜に東京に行くにあたって持っていこうと思っていた、コーラムをモチーフとした立体オブジェの試作品を作る。朝5時までかかった。眠い。


 ■ 6月5日(木)
柳沢
柳沢究
去年中国・重慶にシンポジウムで行った際、帰りによった上海でいろいろと案内してくれたサチさんという女性(上海在住)がいるのだが、そのサチさんに2日前の朝、神戸元町の道ばたでばったりと出会った。SARS騒ぎもあり、ゆっくりと帰省してたらしい。で、当然、じゃあ飲みましょうよ、ということになったのが今晩。

東急ハンズで模型材料を買い込んでから、県庁前近くの「やたい」という空き地にテントを張っただけのお店へ(厨房設備はトラック。簡易トイレ。イニシャルコストが安そうでよい)。サチさんのご主人の従妹莉莉さん(上海出身)、友人の王くん(南京出身)も一緒。いろいろ楽しかったが、驚いたのはサチさんの学生時代の友人(台湾の方)が、僕の布野研の先輩(芸工大の先輩でもある)青井先生の奥さんであったことだ。京都は狭い、と思ってたけど、神戸も、いや世界も結構狭いんじゃないか。


 ■ 6月4日(水)
森田
森田一弥
 朝から木工家の戸田直美さんと門真へ行き、施主さんも加えて椅子、机の打ち合わせ。幾つかの見本を持ち込んで、座面の大きさや高さをチェックした。現場はモルタル研ぎ出しのカウンターの下地も出来て、かなり店舗らしくなってきている。
 その後、京都で柿渋などの塗装材料の買い出しと、そば屋さんの物件探し。京都市役所の近所、寺町二条に町家の貸し家物件を発見したが、店舗はお断りとのこと。細い路地を通ってアプローチする家で、とても良い空間になりそうだったのに。



 ■ 6月2日(月)
門藤
門藤芳樹
久しぶりに、神楽岡会合に顔を出す。
キビョウシ(建築学会の論文集)の査読が返ってきてから、設計系の打ち合わせはほとんど土日に集中してきて、ここ最近ずっとバタバタして出れていなかった。バタバタは良くない。どっかの誰かが、「多忙は怠惰の隠れ蓑である」といったが、それでいうと昨日までの僕は怠け者だ。なぜ、東京(膨大な数の仕事をただこなすだけの仕事)に留まる道を選ばなかったのか、自分の初心を忘れるところであった。そういう、設計に対して、不器用ながら正面きって格闘できる、希有な場であることを改めて実感。若干頭が固いのは玉にキズだが。
で、みんななんだかたくましくなったなー、と僕より年上が多いメンバーに対して、妙な感想を抱く。今後、神楽岡の会合は「例の会」というアヤシイ名前で呼ぶことになった(笑)。


 ■ 6月1日(日)
井上
井上大藏
最近、眠い!

いつもは、午前3時30分頃に寝て7時30分頃に起きられるのに最近は10時になろうとしている。これではイカン!日常私は午前から午後にかけては大学にいるし、午後4時から10時までは法人職員として勤務についている。帰宅後、メールチェックや図面を引く。時には、勤務後友人と食事もするし、話し合いもする。また、合間を縫って大学テキストを読み自分の為の研究も行っている。建築の学校法人職員をしていると、結構先生方や学生から授業補助の相談やコンペのアドバイス依頼を受ける。当然、勤務時間を有効に使って対処しているが、学生のコンペは厳密に言えば勤務範囲外だ。だから、コンペ案の相談がくると勤務時間外で参加している。その他にNPO活動と文化財修復活動が加わる。さらには、これから動き出すであろうフリーアーキテクトの掘り起こし活動と構造・耐震の検討・・・等々。

欲張りすぎているのはよく知っている。僕のエネルギーは、友と話して“楽しい”と思える気持ちであり、気持ちを維持しているのは僕の気性の為だと思う。だから、僕の気性がこの生活形態を支えていると言える。何書いてんだ俺?・・・早く寝ろってか!?


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