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2005年12月〜 |
■ 10月17日(日) | ||
8 | ||
![]() 森田一弥 |
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水谷氏たちと連れ立って、先日竣工した「コラージュハウス」の植栽工事の仕上げに伺う。お施主さんの実家から頂いたソテツを中心に、水谷さんの見立てによる「針状の葉を持つ植物」を植える。冬に向かう今はまだ物足りないが、新芽が芽吹く来春が楽しみ。黒猫のフクちゃんのためにつくった階段脇のスロープも、フクちゃんは気に入って使ってくれているようでほっとした。動物は人間のように自分から希望を言ってくれる訳でないので、実は一番心配だったのだ。生活が始まった家の中は、お施主さん夫婦による「コラージュ」も加わって、とても楽しげな雰囲気で良かった。 その後、ラトナカフェにも立ち寄って川本夫妻としばし談笑。先日イタチが迷い込んだそうで、家の中に臭いがこもって大変だったらしい。柳沢氏のジャーナルでも家に侵入するイタチのことが書かれていたが、京都市内は市街地部でも結構イタチが出没する。社寺仏閣の境内にでも潜んでいて、そこから出張してくるのだろうか。ここの庭も竣工以来手を入れてなかったので、水はけの悪い土を入れ替えたりして、模様替えをする予定。 |
■ 10月13日(水) | ||
3 | ||
![]() 森田一弥 |
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二年前に手がけた「ラトナカフェ」が、日本建築士会連合会賞の奨励賞を受賞しました。「繭」に続いて二回目の受賞になるが素直にうれしい。「繭」の時は再生のプロセスが主に評価されたが、「ラトナ」はさらにそのプロセスの結果として「時間の奥行き」をもつ空間を造れた手応えがあった。一緒に汗を流してくれた山田協太氏をはじめ神楽岡のみんなにも感謝!。「ラトナカフェ」の名はマドラスに実在するお店の名でもあるのだが、「新建築」の発表では作品名が「Patna Cafe(パトナカフェ)」になっていて、確かにインドにはパトナという都市はあるからあり得なくもない名だな・・・と仕方がないけど納得。 三条室町のマンション内に設計したお茶室も、久住氏の土壁工事も終わり近々完成の予定。今年は土蔵の実測をしたりお茶室の設計をしたりと、日本建築のコアなテーマに触れる機会が多い年だ。茶室の作法はさっぱり知らないので、お茶室開きの会に備えて多少は勉強しておかなくてはならないのだが・・・・どうも苦手意識が拭えない。左官の仕事を始めたすぐに、お寺の奥さんに抹茶を点てていただき、知らずに先にお茶を飲み干してしまって恥をかいて以来、どうも気が進まないのだ。 今日は築200年以上という民家の改修の依頼で京都市の北、京北町へ出かける。直さなくてはならない場所がてんこ盛りにあるのだが、お施主さんは予算の半分近くをシステムキッチンとユニットバスに使いたいとの意向で、なんとかその偏りまくった予算計画を修正してもらわなくてはならなさそうだ。 |