0511 / 0510 / 0506 / 0505 / 0504 / 0503 / 0502 / 0501 0412 / 0411 / 0410 / 0409 / 0408 / 0407 / 0406 / 0405 / 0404 / 0403 / 0402 / 0401 0312 / 0311 / 0310 / 0309 / 0308 / 0307 / 0306 / 0305 / 0304 / 0303 / 0302 / 0301 0212 / 0211 / 0210 |
![]() |
2005年12月〜 |
■ 1月27日(火) | ||
17 | ||
![]() 柳沢究 |
![]() |
ところで25日は京都市長選の告示であった。投票日は来月8日だ。こういう場で政治的な話題を書くことにためらいはありますが、京都で建築に携わっていて、このことにまったく言及しないのは、実におかしな話だと思うので、個人的な意見と断った上で書きます。 今度の選挙では広原盛明氏にぜひ勝ってもらいたい。個人的には、制度の枠をくぐり抜けるアナーキーなやり方が好みではあるが、今の京都のように全てがなしくずし的に進行してしまうような、強度のない都市ではそれさえも魅力を失う。「京都げのむ No.2」で取り上げたように、京都にはいつの時代も問題が山積みであるが、いつまでも問題が「問題」たりえる京都であってほしいと思うのである。 |
■ 1月24日(土) | ||
16 | ||
![]() 柳沢究 |
![]() |
昼間、マンションの現場へ行き、クローゼットの扉調整や棚板など細々した残工事のチェック。一つ問題なのは、床の塗料の定着が思わしくないことである。柿渋に茶粉、松煙を調合した塗料は「繭」以来の使い慣れたものであるが、今回は仕上げに初めて蜜蝋ワックスを用いた。そのせいかどうかわからないが、定着がよろしくない。対策としてその上から、柿渋、ニス、カシューなどを塗って事態が改善できないか試みている。初めての材料を使う時は、こういうややこしさはつきものだ。 夜は神楽岡にて明日のスライド会の準備作業。山田氏がはりきっているのはいいが、12時過ぎにインパクトをガリガリいわすのは如何なものか(両側が空き家だからまだよいけど)。 |
■ 1月18日(日) | ||
12 | ||
![]() 柳沢究 |
![]() |
昨日は森田氏、山田氏とともに、北山にある町家を見に行った。神楽岡あてにメールで改修の相談があったのだ。物件は築70年ということであったが、これまで住んでいた人がよほど丁寧な使い方をしていたのか、柱梁や基礎など、これまでになく状態のよいものだった。 これからまずは、ざくりとした見積もりを検討する。さてどうなるか。 |
■ 1月17日(土) | ||
11 | ||
![]() 井上大藏 |
![]() |
引越しに関連して、親父の書籍を整理していたら昭和初期に出版された日本建築の図集が出てきた。親父が建築に興味を持っていた訳ではなく、社寺に興味があったのは明白なのだが私としてはチョイとしたお宝の発見気分を味わう事ができた。 “チョイとした”良い気分にさせてくれる書籍に、「建築もののはじめ考」がある。難しい本じゃなくて気さくに手にとって読める事が嬉しい。側にあって邪魔にならない一冊。 今年は、報告書を2件作成する事にしている。1件は例の泉佐野の物件。もう1件は京都・嵯峨野の築80年程度の宮大工の手になる自宅の物件。 共に必ず「もの」にしてみせるぞ! |
■ 1月16日(金) | ||
10 | ||
![]() 柳沢究 |
![]() |
最近買った本。 「廃墟論」「ABC:国際構成主義の建築1922-1939」「昔話の深層」「日本建築細部変遷小図録」「形とシンメトリーの饗宴」「『植治の庭』を歩いてみませんか」など。 「廃墟論」はまだ読み途中だけど、こういう本いつか誰かが書くだろうと思っていた。著者自信の回想をはじめ、古今の文献から廃墟に関する記述を豊富に引用して廃墟の魅力について語っている。常々、廃墟になった時に格好の良い建築をつくりたいなぁと思っていたのが、それはヒットラーとまったく同じ発想だったと知りました。 「日本建築細部変遷小図録」は旧字、旧仮名使いで読みづらいが熟読の価値ある一冊。 古い本だけど「建築に失敗する方法」をこの正月に読んだ。林昌二ってこんなに面白いこと書いていたんだと、今さら驚いた。そこに書かれた建築業界の変わらぬ姿には、苦笑のほかない、とも言っていられない。林昌二も石山修武も「室内」に書く人は文章が抜群によいなあ。 建築の本と言えば「建築雑誌」12月号の特集(「建築を学ぶ若い人たちへ」と題した建築関連名著の紹介)はよかった。学会員が読むだけではもったいない程の内容だ。建築に限らず、現在当たり前として通用している事が、歴史上のある時期にまさに画期的な考えとして登場した瞬間を追体験できるのは、本を読む醍醐味の一つである。 |
■ 1月13日(火) | ||
9 | ||
![]() 柳沢究 |
![]() |
年をまたいで温め中の企画がある。それは「味わう建材の会」(略して「味建」)の開催。その名の通り「建材」(建築の資材、建築材料)を食して味わい尽くしてやろうではないか、という試みである。 何を馬鹿なことを、と書いている自分でも思うけれど、事の発端は11月に行ったスライド会「マンガの中の建築」での鈴木健太郎氏の発言である。アンビルトの建築を構想することの意義についての議論が沸騰し、各人酔いが程よくまわった頃、彼は「…結局、建築は実物に取り組まないとだめだ。材料に真剣に向かい合うんだ!」と熱く語りだした。大学卒業後数寄屋大工の修行に飛び込んだ彼だけに、よくある意見でありながらもさすがに説得力がある。ここまではよい。しかし彼はさらに続ける。「そう、材料に徹底的に体当たりして、自分の中に取り込んで、消化しきってウ●コにして出すくらい!!」。「お前ら材料が大事とか言っとるけど、食ったことあるのか!!!」。何故? 「ウ●コ出してんのか!!!!」。出してない。バカバカしいがこうなると買い言葉である。「よ〜し、だったら食ってやろうじゃねぇか」。………。 というわけで企画が持ち上がった。健太郎の発言の主旨とは若干異なるが、建築における素材(とりわけ自然材料)が重要視され、シックハウスが社会問題として取り沙汰される今日、建材を文字通り身をもって「味わう」という行為には、それなりの価値がありそうである。少なくともただ酒をのんで議論を交わしているだけよりは、ましだ。どちらにせよ意義や大義名分は後からついてくるに違いない。まあ、やってみようというわけだ。決行は2月下旬の予定です(マジで)。 |
■ 1月12日(月) | ||
8 | ||
![]() 井上大藏 |
![]() |
新年早々、15日に家族ぐるみでの引越しする事になった。 20年ぶりの事でもあり、我が家では一大イベントである! この歳月は、生活を通して「物」を飛躍的に増加させるに十分な期間であった。 引越し先には押入れが少ないし、物を選別するのは頭の痛い問題である! 収納スペースの十分な確保は、必要不可欠な要素である事を今更ながら実感している。 例えば・・・ 私の建築系の書籍だけでダンボール8箱になった。 学生時代から一貫して雑誌を購入していないのに、書籍だけでこの多さ。 その他資料や道具等を含めたら、25箱近くになるだろうか。 この機会に、何とかスリム化を図りたいのだが・・・・さてさて、どうなる事やら。 |
■ 1月11日(日) | ||
7 | ||
![]() 山田協太 |
![]() |
新居に越してから体調が優れない。 とにかく寒いのである。そして私の持つ装備と言えば、だるまストーブ一つにホットカーペット、シュラフのみである。布団がまだないので夜はホットカーペットの上にシュラフを引いて寝ている。昨日あたりから風邪をひいて熱っぽくなってきた。 現在建物に負け気味。早く生活できる体制を整えて反撃に出ねば。 |
■ 1月8日(木) | ||
2 | ||
![]() 柳沢究 |
![]() |
新年あけましておめでとうございます。 早速ですが、年末は忘年会参加にいそしみ、ジャーナルがあからさまに空白となったのは反省です。12月20日の神楽岡忘年会は、雪の中みなさんに多数お集まりいただいたのにもかかわらず、2次会が終了するやいなや麻雀大会に突入してしまったのも反省です。あろうことか一昨日、久住誠氏を招いての新春麻雀にて、神楽岡勢がめたくそのぼろぼろに敗北したのは、新年早々大きな問題です。 とまあ、酒と麻雀はほどほどにですが、今年の神楽岡は一つユーモアを持って活動していきたい。ニュースを見ても信じがたいほどに暗い話題ばかり、建築の世界も明るい話はなかなかききません。仕事に全力で取り組むのはもちろんのこととして、そんな中でも思わず笑ってしまうような、少しばかばかしいことに取り組んでいきたいと思っています。 本年も神楽岡をどうぞよろしくお願いいたします。さしあたり25日のスライド会、是非お越しくださいませ。 僕の今年の初笑い(少し昔のものみたいですが、音の面白さに気付かせてくれる名作)。 |
■ 1月6日(火) | ||
5 | ||
![]() 森田一弥 |
![]() |
年始早々、惨敗。まさに「牌(パイ)けがれなく道険し」。 今年も成長の一年にしたい。 |
■ 1月5日(月) | ||
6 | ||
![]() 山田協太 |
![]() |
あけましておめでとうございます。 年末から引越しをし、今日から神楽岡の住人となった。 木造二階建、築80余年の建物は梁が下がっていたり、壁が腹はっていたり、すきま風がすごかったり、鍵が壊れていたり… 住むとなると不安の多いものだ。 しかし、ワンルームマンションに比べて空間が広く、自由に手を加えられるのは魅力的である。建物に負けないように住みこなしていきたい。 |
■ 1月1日(木) | |||
3 | |||
![]() 柳沢究 |
![]() |
|