JOURNAL

■ 07年03月04日(日)

『無有』竹原義二[柳沢究]

だいぶ久々で更新の仕方を忘れていました。
ようよう論文に腰が入りつつも、SSSの実験が山場を迎えていたり、3月に民族学博物館で発表することになったり、12年振りで歯医者に行ったり、ついに花粉症デビューしたりの2月でした。神楽岡スライド会の段取りもなかなかできていませんが、今月からまたやります。

ところで、一年以上前から構成役として制作に関わっていた本が、つい先日、完成・出版の運びとなりましたので、ご案内。


無有』 著:竹原義二/写真:絹巻豊 (学芸出版社)

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(書名は「むう」と読みます)

広葉樹や土・石などの自然素材を独特の感覚で使いこなし、緻密な平面をもった住宅作品に定評のある建築家・竹原義二氏の初の単行本です。
単なる作品の解説にとどまらず、「手仕事の痕跡」「ズレ」「間合い」「廻遊」「素材の力」など、竹原作品に通底するキーワードを軸に、これまでの住宅設計の軌跡や、竹原氏の原点となっている様々な日本の伝統的建築の空間体験、職人と向き合う姿勢などが熱く語られています。
複雑なアプローチや境界のデザイン等を解読できる図面やスケッチも数多く収録され、なかなかに読み応えのある一冊ではないかと思います。
(書店には10日頃から並ぶそうです)

あと、関連イベントとして現在、大阪のINAX the TILE spaceというところで、「101+1のイエ」という展覧会が開かれています。自邸「101番目の家」にいたるまでの全101作品の模型と青焼き図面(手描き)がズラリです。


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