JOURNAL

■ 06年09月30日(土)

SSSモルタルシェル施工実験[柳沢究]

朝10時に滋賀県大に集合し、SSSの実験作業。借りてきたカプセル形の樹脂製バルーンを型枠として、モルタルを塗りつけ、シェルをつくるというもの。

まずは、底が半球形のバルーンを地面に落ち着かせるための穴掘りから。県大周辺は広々と田圃が広がっているから、さぞ地面は軟らかいのではと思ってしまうが、さにあらず。大学建設時の敷地造成の際に大量の礫が投入されていたらしく、30cmほど掘ると、下は石や瓦礫だらけで堅い硬い。昨晩から山本直彦先生や林君が頑張って掘ってくれていたが、まだ深さが足りないため、午前中いっぱいかけてツルハシをふるい腰と手が痛くなる。

 

午後バルーンをふくらませ、ビニールシートとモルタルの掛かりしろになる麻ネットをかぶせ、森田氏によるモルタル施工作業開始。僕はハンドミキサーを回してひたすらモルタルつくり。
途中、麻ネットがずり落ちそうになったり、バルーンがモルタルの重みに耐えきれず倒れかけたり、という危機があったものの(セメント約10本分の材料に水を約200l使ってるから、単純に計算してみても、モルタルシェルの重みは600kg近い)、終わってみればほぼ満点の出来ではないですか。予想外の問題に臨機応変に手作業で対応できる技術はすばらしい。

モルタルが硬化し自立できるまでの数時間はバルーンを膨らませておかなければならないということで、なぜか麻雀大会が開催(わざわざ牌とマットを買いに行った)。滋賀県立大院生の川井操君(「げのむ」5号に『現代西安建築事情』と『ヤオトン調査記』を執筆)は、つい一昨日西安への留学から帰ってきたところで、もう二度と中国は行きたくないですと言いながら、倍満を自模あがる。さすが中国帰りのハングリー精神。一人勝ち。

最終的に1時頃にバルーンから空気を抜き、意識朦朧とした森田氏のトラックで京都へ。みなさまお疲れ様でした。

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■ 06年09月22日(金)

写真のデータ化[井上大藏]

最近、一寸した時間で今までに撮り貯めていた建築の写真群をデータ化しいる。35ミリのフィルムカメラで撮ったものを、ドキュメントスキャナでPCに取り込んでいるのだが、これが以前に見学した建物の思い起こしと連動して、結構いい刺激になっている。「ほほう〜!、こんな写真とっていたのか・・」とか、「ここへ行ってたんだ」なんて事、自分で驚いている始末。いつしか、アップできたらいいな。

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■ 06年09月19日(火)

浮遊体アート・スライド会[柳沢究]

23日のスライド会のパワーポイントデータが、奥田氏より届きました。

100枚近くにのぼる圧倒的迫力のスライド群には、奥田氏自身の浮遊歴(人工筋肉の研究者からギャラリーオーナー、浮遊体アーティストへ)にはじまり、浮遊体アートの誕生の経緯から未来像まで、そして浮遊体アートを世に広めていくための戦略・・・迸る情熱が火傷しそうな程に伝わってきます。

時に科学者のように時に起業家のように時に詩人のように語る奥田氏。これまでにない魅力的なスライド会になること間違いありません。
23日当日は水槽が設置され、実演デモも行われます。まるで生命体であるかのように水中を泳ぐ不思議な浮遊体アートを間近に見ることのできる貴重な機会を、是非お見逃し無く。
(当日は混雑が予想されますので、なるべくお早めにお越し下さい。)

ちなみに、奥田氏と浮遊体アートFloating Artは、今夏フランスデビューをしてきたそうです。

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■ 06年09月13日(水)

自分の家について[井上大藏]

今のところ、ニッチもサッチもいかないくらい、忙しくてこちらに手が回っていない悲しい現実。近況を記すと、我が自宅とお隣さんや前面道路との境界線の確定作業中である。「境界線の確定作業って何」との声が聞こえそうなので記そう。簡単に記すと、測量等を行って境界線の位置を決める作業である。現在私が住んでいる古い戸建木造住宅には、公式(法務局の登記上)には境界線が設定されていない。昭和20年代後半にできた我が家は、当時、隣地や裏手の住民と境界を"申し合わせ”で設定しており、図面や杭として境界を記録・明示する意識が薄かった。そこへ、所有権売買と世代交代を重ねたものだから、現在では「多分ここが境界線の場所だと思う」話でしかないのだ。いざ、住宅の解体や立て替えの折、自分は"Aが境界線だ”と思っていても、お隣は"Bだ”と思い込んでいたら・・・大変である。戦前から受け継がれてきた京都の多くの町家には、おそらく境界線の確定がなされていない。特に路地奥など、確実と言っていい。京都では、数パーセントしか境界が確定していないようだ。一方で、この方面の方に話を聞くと、道路に関しても同様の状態とのこと。自分の家の敷地だと思っていたら、実は道路の一部だったという信じられない話も現実としてあるとの事。・・・ま、こんな事にも着手している。

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■ 06年09月07日(木)

ヒツジをこなしているウワバミの図[柳沢究]

『星の王子さま』の冒頭に、「ゾウをこなしているウワバミ」を描いた有名な挿絵がある。しかし、あの詩情豊かな絵が現実の情景として展開されると、まさかこんなことになろうとは…


>> ヒツジをこなしているウワバミの図


あまりの図像に思わず更新。

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