JOURNAL

■ 06年11月13日(月)

水引[柳沢究]

先日、国際会議の件でご協力いただいた水引館さんへ、借りていた水引作品の返却とお礼に伺った。


こちらの水引はとんでもないクオリティー。しかも伝統工芸品の範疇におさまらない新しいデザインを次々に創作している。作り手である伊予水宝さんは、とても優しそうな方で、望外にも作品を前にして水引についてのいろいろお話を聞かせてもらいました(伊予水宝(本名:鈴木セツ子)さんの話は、最近出た『京都職人−匠のてのひら−』にも紹介されています)。

水引飾りというのは、ご祝儀袋や結納の際に用いられるように、非常に儀式的・呪術的意味合いが強い。装飾とはすべからくそういうものだが、こういった一見すると意味不明な物事に(なぜご祝儀に「水引」なのか答えられる人、また「水引」という言葉の意味を知っている人がどれだけいるだろう?)、時間と手間すなわちコストを惜しまずかけられるのが、「人間」らしいことなのだなぁと思ってしまうこの頃。

いつかコーラム紋様をモチーフにした水引を作ってもらいたいものです。

そういえば、水引館では後継者の募集もされているようです。たぶんとっても大変だとは思うけど、芸工大や京都の芸大生で誰か、我こそという人がいないかしら。


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