JOURNAL

■ 06年03月12日(日)

中書島の遊郭[井上大藏]

11日、伏見区は大手筋へ。
近年の発掘調査で、伏見城跡(城下町)の状況が判明してきており、その現地説明会に赴く。古くは、約500年前の室町期まで遡れるそうだ。

その帰りがけ、中書島へ。寺田屋・酒蔵の町並み・濠川と、お決まりのコースを歩く。
そういや・・・昔、中書島は遊郭だった・・・と思い出した。
ならんで・・・遊郭の建造物、今は無く・・・との情報もよみがえった。
そういう情緒を感じつつ、何気なしに歩を進める。と、目に写った一軒の建物。

現役の営業は行っていないと思われるが、新地であった頃の風格を漂わせる貴重な存在だ。他面で中書島は、明治43年の京阪電車開通と大正3年の市電の延長により、伏見の南玄関としても発展してゆく。多分、この銭湯はその頃の建物だろう。



| 井上大藏 | PermaLink | trackbacks (0) |

トラックバック

■ Trackback-URL

http://www.kaguraoka.info/cgi/mt/mt-tb.cgi/48

Copyright (C) 2001-2008 Studio KAGURAOKA
All Rights Reserved

■