11日、伏見区は大手筋へ。
近年の発掘調査で、伏見城跡(城下町)の状況が判明してきており、その現地説明会に赴く。古くは、約500年前の室町期まで遡れるそうだ。
その帰りがけ、中書島へ。寺田屋・酒蔵の町並み・濠川と、お決まりのコースを歩く。
そういや・・・昔、中書島は遊郭だった・・・と思い出した。
ならんで・・・遊郭の建造物、今は無く・・・との情報もよみがえった。
そういう情緒を感じつつ、何気なしに歩を進める。と、目に写った一軒の建物。
現役の営業は行っていないと思われるが、新地であった頃の風格を漂わせる貴重な存在だ。他面で中書島は、明治43年の京阪電車開通と大正3年の市電の延長により、伏見の南玄関としても発展してゆく。多分、この銭湯はその頃の建物だろう。
| 井上大藏 | PermaLink | trackbacks (0) |
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