インドにいる牛のほとんどは、品種的にはゼブーzebu牛(コブ牛、インド牛)と呼ばれるものらしい。その中でもサヒワールとかレッド・シンディとか、いくつかの種に分かれているようだが詳しくはまだ調べていない。
サイズには大小あるけれど、ホルスタイン種などに比べるとずっと小柄で(おおむね体高1m強)、かわいらしい。
乳の出は少ないものの、暑さに強く、忍耐力がありおとなしく、粗末な食事でもよく働くという、とてもイイ奴。
最大の特徴かつチャームポイントは、なんといっても、背中にあるコブ(瘤)。ラクダと同じように脂肪分がたまっているらしく、触るとぷにぷにして、とても気持ちいい。猫の肉球に勝るとも劣らない。
私見だけれど、雌牛はコブが小さく、荷役用の立派な雄牛ほどでっかいコブをつけている。また南インドよりは北インドの方がコブがでかい気がする。
ちなみにブラジルにはこのコブを使った名物料理があり、食べた事はないが、絶品!、らしい。
(写真は南インド・マドゥライの牛)
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