JOURNAL

■ 05年12月07日(水)

大嘗祭について[井上大藏]

久しぶりにHP見てみたら、柳沢氏の連載。
漬物みたく、チョコと記します。

今夏、昭和天皇と大正天皇の大嘗祭に関する原図を含めた図面や手記を入手した(・・・事は以前に記したかもしれない)。まず、大嘗祭って何?と、言う事から初めて先賢の著書を探しては読んでみた。
祭りの構造については、理解ができたけど、こと大嘗祭に関し肝心の建築空間構成について書籍が皆無に等しいのに驚いた。当代一度きりだし、関連書類は焼却処分されるので、原則図面が世に出る事はないからだ・・・当然資料は少なくなる。
建築史学として、この方面に手が伸びてないのも素直な状況だ。

考えてみれば、究極の仮設建築物だ。
昭和の場合を例にすると、書籍によれば回廊なども含めた大小殿舎20棟程度が、祭りの7日前に建て始め、3日前に作り終え、終了後は直ちに解体されている。数字上、4日間で建てている事になる。昭和天皇は、祭りの14日後に東京に向かわれているので、最短命で17日の存在。しかも当然国費なので、ふんだんの材料と資金を使っている。

とても、特異な建物と言わざる得ないようだ。


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