■ え、門松って何?
最近では、一般家庭ではなじみの少なくなった「門松」。正月に街を歩いていて「門松」を発見しても、たいがいはお店であったり会社であったりで、住宅街ではあまり見られない。僕は、門松保存会の会長(そんなのあるの…?)ではないが、これも日本独特の文化のひとつだと思うし、存在を忘れられるのは、ちと寂しい。「聖なる小枝に神が宿り、幸せを運んでくれる」…なんて!ロマンチックなんでしょう!(うわぁ〜!書いちゃったぁ〜!顔に似合わず…)
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■ 材料 竹は竹屋さんで、その他の材料は花屋さんなどで購入できます。
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■ 組み立て さあ!作ります! まずは青竹を水でゴシゴシとしごいて汚れを洗い落します。 切り口が見えるように斜めに切ります。節のところで切ると、笑っている顔に見えることから縁起が良いと言われています(写真左)。根元側の方から切るとささくれを防げます(今年はすっかり忘れていて真横から切ってしまい大失敗。笑い顔になるはずが、よだれ垂らしのスケベ顔になってしまいました。ちなみに、この「スケベ顔門松」は神楽岡の事務所の前で見ることが出来ます)。
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■ 盛りつけ さあ!盛りつけです! 「1対は雌松と雄松からなり、雌松(葉が短くて細い)を向って右に飾る」のがいいとか何とかあるらしいですが、現在手に入る松といったら、黒松(雄松)の徒長枝がほとんどで、赤松(雌松)は聞いたことがない。どこかで剪定したのがあれば手にはいるかも知れない。だから特に難しいことを考えず、個人の感性で、生け花を生けるような感じで盛りつければいいと思う。 でも、何も考えずしてやるのは難しいと思います。だから、何か“形容詞”か“副詞”を頭のなかで意識しておくとやりやすいと思います。例えば‥‥「おめでたく」とか「はんなりと」とか「ゴージャスに」とか「さわやかに」とか「きもちよく」とか‥‥人によってその言葉は違うハズです。
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■ いきなり完成 |
付. 門松いろいろ
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