神楽岡工作公司
JACK's FOREST
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PROCESS
「金の卵」を手に入れたいと考えた男がいました。
自分の家の空を見上げ、「どうすればあすこに太陽電池を設置できるかな?」


都市において太陽光発電を行うには、都市上空(既存建物上部、高層建築の間など)が最も効果的である。日照のよい地表面は限られているし、壁面では低層建築に不利である。そこで、都市の上空に太陽電池パネルを自在に設置するためのシステムが必要となる。


材料は「安くて簡単な方法で組み立てられる仮設足場がいい。
平らな地面にも壁にも、いろいろな形の屋根の上にも作れるからな」。


太陽光は万人に開かれたエネルギー。それを得るための技術もまた開かれた=安価かつシンプルでなくてはならない。建設現場の仮設足場に使われる鋼製足場のシステムは太陽電池パネルを支持するのに最も適している。状況の変化に応じた移設・解体も容易である。


でも一人ではちょっと大変です。
そこで近所のみんなと相談し、土地のある人はその空を、
そうでない人はお金を提供し合うことで、共同の事業にしました。
家々の空に足場が組み上がります。これで「金の卵」をゲットです。


土地・建物の所有者や地域の住人は,この事業のための資金や、土地の空中権および日照権を提供し合う。出資額や権利の提供の度合いに応じて地域通貨が支給され、太陽電池からの電力供給を受けたり、カフェ等の付属施設を安価に利用することができるシステムとする。


ところで、組み上がった足場を見ると、日当たりも風通しもよく、なんだか結構いい感じです。その内部のスペースを借りて野菜を育てたり、お店をはじめる人も現れました。


足場構造体内部で使用するのは、上部で生産される太陽光エネルギーのみ(基本的に照明、温水のみ)である。内部スペースのレンタルにより建設・維持費の回収をはかる。




ELV. + SEC.
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